Lorca EveryDay
Every Time
心にはたくさんのドアがあるが
わたしはただノックするばかりー
「おはいりと」とやさしい答えが聞けるのも
どれほどまちあぐねていることかー

Copyright 2003-2004(C)Amano Chikara Allright Reserved
拒まれても悲しみはすまい
ー心のどどこかには
 「限りなく尊いもの」が住む
これこそがわたしの食べ物なのだからー

エミリディキンスン詩集「続自然と愛と孤独」
 中島完訳/国分社刊

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もし私たちに翼があったなら
思い出から逃れようと
多くの人々が飛び去ってゆくだろう
ゆっくりと走るものに慣れてしまった鳥は
大急ぎで駆けてゆく
この先頭の一団を眺めて
人間の心から脱け出ようとする人々を眺めて
驚くことだろう

 エミリディキンスン詩集「続自然と愛と孤独」
 中島完訳/国分社

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それは光のように
形のない喜びー
それは蜜蜂のように
太古からの戦慄ー
それは森のよう
そして噂のように 秘かー
言葉を持たぬのに それでいて
 一番立派な木をも揺すってしまう

それは朝のように
終えるときに一番すばらしいもの
そして永遠の時計が
正午の鐘を鳴らすときに!

 
 エミリディキンスン詩集「続自然と愛と孤独」
 中島完訳/国分社刊
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